カテゴリ「お知らせ」の291件の記事 Feed

2009/02/14

引戸ハウス全体に防虫ネットをかぶせて、ネットハウスに変える。

「全体を防虫ネットで覆ったハウスがほしい」
というご希望があります。

Blog_import_4f1d5e8ea329a

そのタイプのハウスとして、防虫ネットハウスを用意していますが、このハウスにはトビラがありません。


そこで、引戸ハウスの骨組みに、ビニールではなく防虫ネットをかぶせる、という考え方があります。実際にこの方法を利用された方もいらっしゃいます。
その場合の、なるべくシンプルで、確実な方法を紹介します。

まず、引戸ハウスを建てるときに、肩位置の直管を移動し、ここにニュービニペットを入れます。

Blog_import_4f1d5e8f98a92

上段黄色線の位置が通常の直管位置ですが、これを水色線の位置に移動します。

そして、黄色線の場所にニュービニペットを入れます。

Blog_import_4f1d5d9b4c39a

引戸ハウスの妻面はニュービニペット仕様ですので、これだけでネットをしっかりと張る仕掛けが出来上がります。


この骨組みに0.8ミリ程度の防虫ネットを、腰巻を固定し、天井をかぶせて固定すると防虫ネットハウスが出来上がります。

引戸部分のアングルはビニペット形状ですので、ネットを被せてスプリングをはめ込めばOKです。(写真はビニールですが)

Blog_import_4f1d5e90b812c

Blog_import_4f1d5e916c7da

Blog_import_4f1d5e91ca4c9

さて、費用ですが、

例えば奥行3間(5.4m)として、
ビニールやマイカセン、パッカーが不要となりますので差し引き ▲1万円程度。
ニュービニペット×12本=5,760円
ビニペット外ジョイント×8個=448円
ヒロパイプジョイント22×44個=3,036円
コーナージョイントセット22ミリ×8個=712円
被覆スプリング×12本=1,392円
必要な追加骨組み資材は合計で11,348円です。
防虫ネットは、概算ですが13,000円程度としても、1万円強程度の予算追加で完成します。
鳥や蝶などを防ぐネットのハウスがほしい、という方は、この方法でどうでしょうか。

※天井のネットは、(四角い形のものをカマボコ型のハウスにかけるので)妻面部分は多少しわをたたみながら固定するようになります。
これはビニールの場合も同じです。
※腰巻部分のネットはカット売り掲載していますが、天井は1枚ものに加工します。(一週間程度かかります。)

2009/02/10

新型のハウスは、今こんな状態です。

3.15m間口の新しいハウスですが、今のところは、こんな形です。

Blog_import_4f1d5e8c8333e_2

引戸がピッタリおさまって、予定通りです。

早くビニールを張って、説明書も仕上げたいと思っているのですが、あちらこちらの仕事との兼ね合いで、こんな状態です。

2009/02/03

新しいハウスの見本作りをはじめました。

新しいハウス規格の見本をつくっています。

Blog_import_4f1d5e8a22ee5

『間口3.15mのパイプハウス基本セットには引戸が付かないのか』
という声にお応えする規格です。

一般的には、3.6m間口でも引戸のタイプはありません。
更に狭い間口に引戸を備えるタイプですので、とても個性的な規格になりそうです。
奥行1間のセットも用意する予定なのですが、
見本作りがなかなか進みません。

3月には説明書作りも終えて、サイト掲載の予定です。

2009/01/23

妻面の換気窓「ツマカン」が好評です。

昨年12月の終わり頃に、換気窓「ツマカン」をサイトに追加しました。
価格の手ごろさもあると思いますが、なかなか好評で、早々といくつかの注文を頂きました。

Blog_import_4f1d5e877c21d

Blog_import_4f1d5e7621715

下は、つける前の状態ですが、この状態、ふたの部分に0.15ミリのPOフィルムを張った状態で箱詰めして発送します。

フレームがアルミ製で軽く、作業が楽です。
東都興業のツマソーの方が、がっしりした作りですが、価格の手ごろさやフィルムが張ってあることなど、ツマカンはなかなかいいと感じます。

2009/01/15

ハウスの換気は?

ビニールハウスの換気方法は、大きく分けると次のようなものになります。

Blog_import_4f1d5e8458b68

まずは、従来からの一番シンプルな方法です。
天井ビニールを肩口辺りでたくし上げます。場合によっては、腰巻ビニールの吊り下げを一部外したりすることもあります。
通販サイトの「パイプハウス」「引戸ハウス」の基本セットがこの形式で、ビニールをマイカセンで押さえる形状の場合に可能な方法です。
長い間行われている、簡単で一番費用のかからない方法です。

Blog_import_4f1d5e84b78fa

次に、ハウスのサイド部分を巻き上げ式にする方法です。
専業農家の大型のハウスは、ほとんどがこの形式です。下の写真のように50メートルを超えるようなハウスでも、一気に換気調節することができます。

Blog_import_4f1d5e854bbba

巻上器具が必要なことはもちろんですが、ハウスの四隅や裾位置に、ハメコロシの部分を作って、風が入り込まないような構造にすることが必要になります。

巻き上げた場所に防虫ネットを張るなどの応用も可能です。
防虫ネット、巻上用のフィルムなど、基本セットにこれらの資材を加えていくと、費用の目安は基本セット×1.5倍程度です。


Blog_import_4f1d5e859ae36

もうひとつは、妻面や天井に、換気窓をつける、という方法です。
ハウスの上のほうに換気口がつくために、見た目以上に換気が良くできます。
設置は割合簡単で、今あるハウスにも単品で取り付けが可能です。

大別するとこういう方法ですが、これらを組み合わせて換気することもできます。
ハウスのサイズ、用途、予算などからお考えください。

2008/12/25

換気窓 「ツマカン」 を掲載しました。

換気窓 「ツマカン」写真左と、「ツマカンアミーゴ」右を、通販サイトに掲載しました。

Blog_import_4f1d5e7d7cac7

Blog_import_4f1d5e7def34c

何日か前の記事に書いたように、アルミフレーム軽量で、取り付けも楽です。

「ハウスの換気をどうしようか・・・」とお考えの方は、検討材料のひとつです。
高い位置に窓が付きますので、効率の良い換気ができます。
紐を引くだけで開閉ができ、ロックしておけば強風時にもバタバタと開いたりすることはありません。

フタには、出荷時点でPOフィルムが張ってありますので、今あるハウスへの後付も比較的簡単です。

取付部品は4個必要ですが、ご注文のときに、取り付けるパイプの径をお知らせ頂ければ、無料で添付します。(東都興業製ヒロパイプジョイント19、22、または25)
通販サイトをご覧ください。

2008/12/20

年末年始の休日です。ハウスセットなどはお早めにお願いします。

弊社、年末年始の休業日は、カレンダーの着色部分です。

Blog_import_4f1d5e7bdeaba

各種のハウスセットは、奥行3間程度までなら2日程度で発送可能ですが、奥行規格によっては一週間ほどかかる場合があります。

年末年始の休日期間に建てるような計画の方は、来週の月曜日のご注文あたりがギリギリのタイミングです。

ハウスビニール、POフィルムも、手配後一週間程度かかりますので、来週のご注文分は場合によっては年明けの発送となるかもしれません。
ご了承の程お願い申し上げます。

27日以降のメールお問い合わせへの返信も、1月6日以降になります。

ハウス基本セットを建てている途中のお問い合わせは、同封資料に記載している方法でお願いします。
こちらは、無休で、できる限り対処します。

2008/12/18

「ツマカン」 つけました。

妻面換気窓 「ツマカン」 を付けました。
ハウスは、引戸ハウス高天井の、入口反対側の妻面です。

Blog_import_4f1d5e7894872

中央縦柱の位置はそのままでも、これだけ真ん中に付けることができます。
これなら、特に動かさなくてもいいように思います。

Blog_import_4f1d5e797d50e

窓の大きさは、外枠で130×60センチ、最大70度まで開きます。

ハウスの高い位置に換気口を作ると、換気効率がとてもよくなります。
見本のハウスも、天気の良い日に中に入ると今までは暑かったのですが、この窓でぜんぜん温度が違います。

今あるハウスに簡単に後付けできますので、これはなかなかお勧めできます。
アルミの外枠で、軽くて作業も楽、フタ部分にはPOフィルム取付済み、というのも嬉しい製品です。


近々、通販サイトの換気部品のコーナーに掲載予定です。
すぐにでも注文は可能ですので、掲載まではメールでお問い合わせください。

Blog_import_4f1d5e7a21950

黄色の位置にに入っていた「ニュービニペット」は、移動する必要があります。
窓の横辺りに入れるか、または水色線の位置につけるかですが、つけなくても、まあ大丈夫という感じです。

2008/12/16

妻面換気窓 「ツマカン」 を取り付けています。

引戸ハウス高天井の見本ハウスに、妻面換気窓を取り付けています。
付けるのは、渡辺パイプ製の「ツマカン」です。

Blog_import_4f1d5e8844fa5

Blog_import_4f1d5e76a8aff

この製品の特徴は、
まず、フレーム部分などがアルミ製で軽量、さびにくいこと、
そして、写真のように出荷時点ですでにフタの部分には0.15ミリ厚のPOフィルムが張ってあることです。
(本体部分に防虫ネットを張った「ツマカンアミーゴ」というものもあります。)

更に、東都興業製のツマソーより低価格設定ですので、なかなか良さそうです。

通販サイトのパイプハウス、引き戸ハウスなどで一番ご注文の多いサイズは、奥行3間くらいです。
このあたりの奥行の場合、入口と妻面換気窓で、かなりの換気ができるのではないかと思います。

取り付けたら、また写真を掲載予定です。

2008/12/02

新潟県からお知らせいただいた、間口2.5間のハウスです。

新潟県から、工夫が詰まったハウスのお知らせをいただきました。

Blog_import_4f1d5e6f9123b

間口は4.5m(2.5間)です。
すべて中古のパイプで作った、というハウスで、当社からは各種の部品、フィルムや引戸の資材などを送らせていただきました。

見所はなんといっても、二重構造のアーチパイプです。

写真で見ると、サラッと過ぎてしまいますが、この仕上がりになるように既存のパイプを挿し込んで作っていくのは、なかなか大変だったと思います。


Blog_import_4f1d5e701f508

11月の下旬から掲載した、102×186センチの引戸も丁度良くおさまったようで、ほっとしました。

早速、ほうれん草、小松菜をつくるとのことですが、本格的な活躍は来春の予定、ということでした。

お知らせ、ありがとうございました。

お知らせの検索