2007/08/20

今日から営業です。

先週一週間、休業とさせていただきました。

今日から平常どおりの営業です。
休日期間中のご注文分も、今日から発送しています。

お待ちいただきまして大変申し訳ありませんでした。

2007/08/11

とにかく 暑い!

いま作業中の東京の現場です。

Blog_import_4f1d5d9291e9c

Blog_import_4f1d5d933c7e6
このところ真夏日が続いていて大変な作業になっています。

汗で濡れたシャツにパイプがくっつくと 「ジュッ!」 という音がする、とか。
作業も、どうしても遅れ気味です。

さて、今日11日は、お盆休み前の草取り作業。
会社の周りの雑草を掃除しました。
35℃を超える猛暑日の今日、熱中症にならないよう、午前中で作業を終えました。

※明日からお盆の休みに入ります。発送やお問い合わせへの返信など、20日以降になりますのでお許しください。

2007/08/08

巻上換気の続き

Blog_import_4f1d5d8fe038c_2 昨日の写真に番号を入れました。

①はスソ張りで、一番下は土にもぐしてしまいます。

②はステ張りですが、これをするために、アーチパイプにレールを這わせるように取り付けます。

スプリングが、多い場所では3重くらいになりますので、深溝の「オキペット」が向いています。

緑の点線部分は、アーチパイプに沿って頂上までオキペットを付けています。
これによって、天井、妻面、ステ張り、それぞれを独立したフィルムで張ることができます。

③は開口部です。

最後に、黄色点線部分にサイドのフィルムをつけて、一番下でフィルムにパイプを固定します。
そのパイプに巻上器を取り付けて写真のように完成します。

フィルムが風でバタつかないように、マイカセン(黒い紐)で押さえますが(写真のW字形)、ビニペット部に結びつける専用部品があります。

以上、巻上換気にするための構造について説明してきました。
この構造に加えて、スムーズな巻上換気のためには、フィルムを「POフィルム」にすることをお勧めします。

ビニールのようにベタつかず、フィルム同士がくっつかないため、上げ下げにトラブルが少なくなります。
張替えの頻度も大幅に少なくなります。

2007/08/07

ハウスサイド 巻上換気のために

「ハウスの横を巻上式の換気にしたい」 というご相談をいただくことがあります。

Blog_import_4f1d5cd98c0cd

上の写真のような状態が、ご希望の内容だと思います。
この場合は、換気の部分に防虫ネットを張っていますので、「完璧」 でしょうか。

写真でわかるとおり、巻上換気にするためには、サイドのフィルムを単純に巻き取るしかけだけでなく、何箇所かの仕組みが必要になります。

その仕組みは、巻き上げたフィルムを「下げた」ときに、風の進入を防ぐためのものです。
ひとつは、上の写真でわかる「スソ張り」で、地面から30センチか40センチ程度のところ固定張りしてあるフィルムです。

Blog_import_4f1d5ccdee366
もうひとつは、ハウスの四隅からの風を防ぐ「ステ張り」で、左の写真です。

ともに、ビニペットを使ってフィルムを「はめころし」に固定します。
主にこの二つの仕掛けをすることで、確実な巻上換気が可能になります。

少し詳しいことは、次回掲載します。
ハウスを遠くから見ただけではわかりませんが、よくみると、経験から生まれた仕組みがつけられています。

2007/08/01

何センチくらい挿すのか?ということなど。

前回、「間隔」の話しをしましたが、今回は「深さ」のことです。
パイプを挿す深さは40センチ、を標準にしています。
地盤の具合にもよりますが、最低でも30センチ以上は必要です。

Blog_import_4f1d5d8941359

脚部のパイプは写真のように先がつぶれています。
実際に挿すときは、前もって目安の印をつけておくと良いと思います。

Blog_import_4f1d5d89d19a5
黄色の矢印部分、妻面の縦柱も、挿します。30センチ程度を標準にしています。
こちらのパイプは先がつぶれていませんが、やはり地中に挿し込みます。
(緑矢印は、40センチ挿し込みのアーチ脚部分)

地中に挿し込む深さが極端に足りない場合に起こる最大の問題は、強風時の不安です。
また、挿す深さが少なければ、その分ハウスの肩位置が上がりますので、腰巻ビニールの位置、天井ビニールとの関係などのバランスも崩れてきます。

安心のためにも、脚部分は「40センチ」を目安に挿してください。
以前、施工を請け負った間口5.4mハウスに、90センチの挿し込み、という例もありました。

2007/07/30

ハウスのパイプを立てる間隔など

基本セットのトンネル状になるパイプは、45センチ間隔で立てるように計算されています。
大工さんなどと同じような尺貫法に基づいた基準ですが、全国多くの農業用ハウスがこの間隔で建てられていると思います。

1間を1.8mとすると、45センチで4等分しますので、5本の骨が立ちます。
つまり、奥行間数×4にプラス1が、トンネルの骨の数になります。
(奥行5間の場合は、5×4+1=21本 というように)

奥行5間で21本の骨が立ちますが、基本セットは「アーチ」と「脚」を分けていますので、それぞれ21本×両側で、42本のパイプでトンネル状をつくります。

Blog_import_4f1d5d8638b52
パイプを挿してゆく目安は、みなさんそれぞれ工夫があるとは思いますが、簡単なひとつの方法は、写真のように奥行分の直管を置いて、そこに45センチ間隔の印をつけてしまうことです。

ミリ単位の間隔のずれなどは、全体として大きく影響するものではありませんので、あまり神経質にならなくても良いと思います。

Blog_import_4f1d5d877b64f
ひとつ注意する点は、左の写真のように、パイプの一番端の部分は、部品の止めしろとして2センチくらい必要なため、その分、パイプ間隔が狭くなります。

もちろん、より正確に建てる場合は、この分を差引した上で残りの間隔を等分するようになりますが、いずれにしても部品数は変わらず、絶対にこの方法、ということもありません。

2007/07/26

お支払いは「銀行振込」でも可能です。

通販サイト商品のお支払い方法について
「振込は可能か?」というお問い合わせがあります。

「可能」です。
システムとしては代引きだけの仕組みになっているので、どうしても代引料が自動的に表示されてしまいますが、振込も可能です。
当然、代引料はかかりませんので、送料が無料の場合は商品表示の金額だけとなります。

ただし、振込の場合は、ご入金が確認されてからの発送となりますので、発送まで数日かかる「基本セット」や、納期に多少の余裕があるものでお願いします。

注文時の入力の最後 「連絡事項」 に、<振込希望>とご記入ください。
口座番号などをお知らせいたします。

基本セットなどは金額もはりますので、代引料も上がってしまいます。
振り込み手数料はご負担いただいていますが、それでも簡単で安上がりな場合もあります。

早い時期に、システムも変更したいと思っていますが、現在のところは「連絡事項」で対応させていただいています。

2007/07/24

「メガクール」を試験的に張ってみます。

今日、埼玉県南部は久しぶりにカンカン照り。
生育状況の良くなかった枝豆も待ち望んでいた太陽です。

こんな日は、ハウスの中はかなり厳しい環境になります。
そこで、MKVプラテックの開発商品、熱線吸収フィルム「メガクール」を会社の小さなハウスに張って、農ビとの違いを試してみることにしました。

結果はまた報告します。

2007/07/20

21日、22日ご注文商品の発送は「23日」以降となります。

今日20日の夕方から、日曜日までご注文頂いた商品の発送は、23日(月曜日)になります。
申し訳ありませんが、お許しください。

メールお問い合わせへの返信も、やはり月曜以降になります。

ハウス建ての真っ最中で、「部品が足りない」 「使い方がわからない」 など、緊急の連絡の場合は、同封した連絡方法でご連絡ください。
できる限り早急に連絡いたします。

2007/07/18

紫外線(UV)カットフィルム

ハウスに被せるフィルムに紫外線カット効果をもたせて、病気や病害虫の影響を抑えていこう、という製品が生まれてきています。

紫外線は、「ナノメートル」という波長の単位で表され、地上に届くものは、UV-A、UV-Bという2種類だそうです。(詳しくは専門のページをご確認ください)

これらの紫外線を遮るフィルムをハウスにかけることで、カビ類の菌糸の成長を抑えたり、病気を媒介する昆虫の動きを制約する効果を狙ったのが「紫外線カットフィルム」です。
外観上は普通のフィルムとまったく同じです。

Blog_import_4f1d5d7d6f057
表は「ダイヤスターUVカット」の製品データですが、390ナノメートル以下の紫外線をほぼすべてカットする、ということになっています。
つまりハウス内は、地上に届く紫外線ほとんどが、ほぼカットされている、ということになります。

野菜によっては、例えばナスの色がつかなかったり、ミツバチが正常に動けなくなったりなど、注意することもあるようですが、これからますます需要が増えるのではないかと考えられています。

私は、自作の”サンルーム”に紫外線カットビニールを使っていますが、シクラメンが弱らずに長持ちする、というのが印象的です。

いずれにしても、上手に使うと、作物にも人の体にも、有益なものになりそうです。

お知らせの検索