何センチくらい挿すのか?ということなど。
前回、「間隔」の話しをしましたが、今回は「深さ」のことです。
パイプを挿す深さは40センチ、を標準にしています。
地盤の具合にもよりますが、最低でも30センチ以上は必要です。
脚部のパイプは写真のように先がつぶれています。
実際に挿すときは、前もって目安の印をつけておくと良いと思います。
黄色の矢印部分、妻面の縦柱も、挿します。30センチ程度を標準にしています。
こちらのパイプは先がつぶれていませんが、やはり地中に挿し込みます。
(緑矢印は、40センチ挿し込みのアーチ脚部分)
地中に挿し込む深さが極端に足りない場合に起こる最大の問題は、強風時の不安です。
また、挿す深さが少なければ、その分ハウスの肩位置が上がりますので、腰巻ビニールの位置、天井ビニールとの関係などのバランスも崩れてきます。
安心のためにも、脚部分は「40センチ」を目安に挿してください。
以前、施工を請け負った間口5.4mハウスに、90センチの挿し込み、という例もありました。