2009/06/30

「巻上換気・POフィルム張り引戸ハウス」の準備は順調に進んでいます。

「巻上換気・POフィルム張り引戸ハウス」というカテゴリを、応用シリーズの中に追加する予定で準備を進めています。

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通販サイトトップページには、「2009年秋」となっていますが、8月には公開したいと考えています。

これまでの引戸ハウスをベースとして、専業農家の皆さんが新しく建てる大きなハウスの換気構造を、そのまま実現する予定です。

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ビニペット資材を活用し、フィルムは、MKVプラテック製「ダイヤスター0.15ミリ厚」という、非常に評価の高い高耐久のフィルムを張ります。
ハウスの角から二つのパイプ間隔は、強風時にも対処するためのハメコロシ部分「ステ張り」です。
少し見えにくいですが、向こうにドアが見えている位置からが開口部になります。

マイカセン(ハウスバンド)を使わずにフィルムを固定しますので、天井がスッキリと平らになり、ハウスの中が明るくなります。
雪のすべりもビニールに比べてよくなります。

この構造を、工事人が作るのではなく、多くの皆さんに建てていただくことができるようにするには・・・
ということを思って、頭を絞っています。
(実はこれまでも、いくつものご希望があり、それらのハウスでこの構造を実施していますが、今回、よりわかりやすくしたものを一式にして、公開する予定です)

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上の絵は、現在調整中の説明の一部です。
構造がやや複雑になる部分を、なるべくわかりやすく説明したいと思って作っています。

2009/06/16

遮熱遮光POフィルムを利用した休憩所ハウス

宮崎県から、なんともすばらしいハウスの完成お知らせを頂きました。
遮熱遮光POフィルムを張った、休息用の自作ハウスです。

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このフイルムは0.15ミリ厚の5層構造で、遮熱効果があり、ほぼ100%の遮光をします。
この写真では、ハウス内の気温34度のとき、休憩ハウスの中は27度だったとのことです。

お話では、このハウスの裏手に小さな流れがあって、もう間もなくホタルが舞うのだそうです。
丁度その時期に間に合うように完成されたのだと思いますが、ホタルを眺めながらここに泊まってしまう、ということもお考えのようで、
実にうらやましい!限りです。

肝心の栽培ハウスの方は、26~28度で巻上換気に加えて引戸までも自動開閉する(しかも、この装置がすべて自作)、という、ハウスです。

休憩所の跳ね上げ式の窓も、すべてパイプやビニペット、部品類でくみ上げられていて、雨じまいまで考慮されたすばらしい仕上がりになっています。
すべてを紹介しきれないのが残念ですが、また機会を見て掲載させていただきたいと思います。
写真、ありがとうございました。

2009/06/13

虫をとる資材(捕虫テープ)などが忙しい季節です。

時期的に、虫とりの粘着テープや防虫ネットのご要望が多くなっています。
当社の通販サイトで用意してある虫捕りの粘着テープ(シート)は2種類、
IT(アイティー)シートと、ニュー金竜リボンです。

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左がアイティーシート1巻き、右が金竜リボン(小さな巻き×10個入)です。

それぞれのカタログデータや、カタログ写真の一部を掲載します。

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農家の皆さんは、ハウスの中などでの使い勝手に応じて、使い分けしているようです。
近年の農薬を減らす取り組みの中で、防虫ネットとともによく使われるようになった資材です。

<それぞれのメーカーサイト、製品案内です。安全性などの詳細はこちらから>
ITシート(出光興産)
ニュー金竜リボン(エス・ディー・エス バイオテック)
※掲載の内容は、ITシート電子カタログ、並びにニュー金竜リボンのカタログ内画像をコピーしたものです。

2009/06/10

明日6月11日 新規のページを公開します。

明日6月11日、
「引戸ハウス 応用シリーズ」 として、防虫ネット張り、遮熱遮光POフィルム張りの引戸ハウスを公開します。

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赤丸で囲んだあたりが入口です。

トップページがだんだん込み合ってきてしまったので、近いうちに整理したインデックスを作る予定ですが、現段階ではこういう形です。

11日の午後になるかもしれませんが、ようやく公開になります。

2009/06/02

防虫ネット張り、遮熱遮光フィルム張りのハウスは、6月15日頃に掲載予定です。

何度か紹介した、引戸ハウスの骨組みに、
「防虫ネット」
「遮熱遮光POフィルム」、を張ったハウスが、6月15日頃にはサイト掲載の見込みです。

今までは、引戸ハウスをベースとして、必要資材を単品で合計し、ビニール代などを差し引きして・・・・という見積りをしていました。

今回、その計算をまとめて、一式の価格を出して掲載します。
予算を考えている方にとっては、大分わかりやすくなると思います。
そのサイトから、そのまま注文ができるようにしますので、もうしばらくお待ちください。

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2009/05/26

防虫ネット張りのための、ニュービニペットの位置関係

「防虫ネット張り引戸ハウス」についてのお問い合わせが多くなっています。
まだサイトの準備ができていないので、その都度の見積りになってしまいますが、お許しください。

骨組みの特徴は、引戸ハウスの横柱直管の場所にニュービニペットを使う、ということですが、その様子を簡単な図にしました。
画像をクリックすると、文字が見やすくなります

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このようにビニペットを入れることで、肩から下の、妻面、サイド面を、それぞれひとつの長方形としてネットやシートを張ることができるようになります。(肩のビニペット位置115~120センチは、GLからの寸法です。図の矢印に誤りがあります。申し訳ありません)

上の図と、下の写真(張ってあるのは遮熱フィルムですが)を両方見ていただければ、多少わかりやすいかもしれません。

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天井はカマボコ型をそのまま張りますので、妻面の辺りは多少しわができます。
いろいろな方に、比較的簡単にネットやシートを張っていただくための方法だと考えます。

さて、上に使った遮熱POフィルムですが、「涼しい」というか、より正確にはハウスの中が「暑くない」、なかなかの優れものです。
機械置き場などに人気があるのも、うなずけます。

2009/05/09

引戸ハウスに遮熱、遮光シートを被せる。

引戸ハウスに遮熱、遮光性に優れたシートを張るタイプを作りました。

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シートは、シーアイ化成製の「スカイコート白白コート5」という製品です。
いい感じの内部になります。

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0.15ミリの厚みで、外見ではわかりませんが、複層構造をもった遮熱遮光に優れたフィルムです。

従来のシートのように、日はあたらないけれどものすごい暑さになってしまう、ということがなく、最近では農家の物置、機械置き場などに人気があります。


今、サイトから申し込みができるような準備を進めていますが、引戸ハウスにこのシートを組み合わせたタイプを用意しています。

骨組みのポイントは、
○両肩、両裾位置にニュービニペット列を入れる
○ハウスの四つ角に、腰の高さまで同じくニュービニペットをいれる
という点です。


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左写真の黄色点線の部分が四つ角です。
矢印方向がハウスのサイド側です。

これを4箇所にいれることで、腰巻位置のシートを、それぞれの面を独立して張ることができるようになり、しわができにくく、作業がしやすくなります。


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この写真は、防虫ネットを
張ったものです。

ハウスは天井が丸、腰周りは、台形のような形になり、伸びの少ないフィルムやネットは、なかなか張りにくいことがあります。

そこで、できるだけ少ない資材、費用で、緑や黄色の線で囲ったように、張る面を独立した四角にして、より確実、簡単にフィルムを張れるような骨組みを考えました。


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防虫ネットハウスは、「防虫ネット張り引戸ハウス」、
シート張りは、「遮熱シート張り引戸ハウス」として、ご注文頂くことができる仕組みを準備しています。

まだ少し時間がかかりますので、いま検討したい、という場合はメールなどでご連絡ください。

(製品説明の画像は、シーアイ化成㈱製品紹介サイトのものです)

2009/05/01

連休は、発送もお休みをいただきます。

5月3日からの連休は、通販サイトからご注文いただいた商品の発送も、お休みをいただきます。
休みの日程は、下のカレンダー、着色部分です。

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ハウスセット、ハウスビニール、POフィルムは、これからのご注文分はすべて連休明けの発送です。
ビニール、POフィルムは加工に一週間近くかかりますので、着色部分を除き6日程度かかります。
それ以外の商品でも、2日のご注文分は連休明けになる場合がでると思います。
申し訳ありませんが、お許しください。

連休中にハウスを建てている方で、
「部品が足りない」
「部品の使い方がわからない」
という場合は、説明書に書いてある方法でご連絡ください。
(遠くに出かけてしまっている時は部品を送ることができないのですが・・・)こちらから連絡差し上げます。
電話は通じませんのでご了承ください。
メールお問い合わせへの返信も、休み明けになります。

2009/04/23

引戸ハウスに防虫ネットを張った「新防虫ネットハウス」です。

引戸ハウスに0.8ミリ目の防虫ネットを全面張りして、新しい防虫ネットハウスをつくりました。

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なかなか、いいと思います。

『露地のまま野菜を作りたい』
『でも、鳥や虫にボロボロにされてしまうのが困る』
という話をよく耳にしますが、そんな場合に最適なのが防虫ネットです。
トンネルではなく、作業場全体を覆ってしまうことで、快適な作業が可能です。


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それにしても、中にいても風が吹き抜けて、とてもいい気持ちです。

一昨日の雨の日は、中もやはり、雨でした。

「ハウスの中にいる」と思っているせいか、何か不思議な感じです。


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右上の小さな写真、矢印の位置あたりは、引戸の関係でどうしても隙間ができます。
引戸に張るネットを大きめに切って、隙間を埋めるようにすると大分良いと思います。


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夏の夕涼みにはもってこいだなぁ、などと、いろいろなことを考えます。

2009/04/15

引戸ハウスに防虫ネットを張ったものを準備中です。

引戸ハウスに防虫ネットを全面張りするやり方は、すでに何人かの皆さんにご利用いただいていますが、
いま、その見本棟を作っています。

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ビニールと同じように腰巻部分をつけて、このあと天井をかぶせます。

「防虫ネットハウス」というセットは、これまでも掲載してきていますが、このハウスは出入口がファスナー形式で扉がありません。
また、ダブルビニペット、アーチビニペットなどを使用し、サイド面、妻面、天井を、すべて独立したネットで張るようにしてあります。
POフィルムの張り方と同様です。

しっかりと、きれいに張れて仕上がりもいいですが、骨組みをつくる際には多少の難しさがあります。
そこで、引戸ハウスに若干の(ダブルでない)ビニペット資材を加えて、価格を抑えながら扉も備えた「防虫ネットハウス」をつくることにしました。

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ハウスは真四角には仕上がりませんので、ネットを張ると、上の写真のように四隅あたりに多少のしわ、ひずみが出ます。
作り手としては、隅の方ばかりに目が行きがちですが、ハウス全体としてみれば、さほど気になるものではありません。

ハウス全体としての機能、引戸の装備、さらに価格を抑える、ということを考えながらの組み合わせです。
近いうちに、引戸ハウスをベースとしての「防虫ネットハウス」として、サイトで正式に掲載してご注文いただけるようにしたいと考えています。

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