ビニペットの「平行ジョイント」は、どれを使えばいいのか?
ビニペットやオキペットをパイプに沿って固定する「平行ジョイント」には、二つのタイプがあります。
写真左が「平行ジョイント」、右が「新平行ジョイント」です。
違うタイプがある理由は、主にレール側の形状によります。
写真上段はオキペットで、ビニペットより多くのスプリングを重ねて入れるための形状になっています。
全体の高さ(レールの厚み)がビニペットよりも高いため、レール表面から押さえる「平行ジョイント」では、くさびが入らなくなってしまいます。
そこでオキペットには、レールの胴部分を押さえる「新平行ジョイント」を使わなければなりません。
「新平行ジョイント」は、胴を押さえるので、ビニペットにも使うことができます。
つまり、平行ジョイント--->○ビニペット ×オキペット
新平行ジョイント--->○ビニペット ○オキペット
となります。
新平行ジョイントは、くさびがパイプに対して直角に出っ張りますので、場所や用途によって選んでください。
さて、レールの方のビニペットですが、最近になって「スプリング3本可能」を謳い文句に、少し懐の深い形状になっています。
そのあたりは、改めて。