猛暑
埼玉県東南部も、このところ尋常でない暑さが続いています。
昨日も今日も35度くらいの気温です。
一昨日のNHKニュースで、「農業ハウス内で作業していた人が死亡・・・」という栃木県での、熱中症の事故報道がありました。
ハウスを販売しているものとしては、とても複雑な気持ちになるニュースです。
最近の、遮熱ネットなどを利用したり、休憩を入れるなどして、熱中症に十分にご注意ください。
埼玉県東南部も、このところ尋常でない暑さが続いています。
昨日も今日も35度くらいの気温です。
一昨日のNHKニュースで、「農業ハウス内で作業していた人が死亡・・・」という栃木県での、熱中症の事故報道がありました。
ハウスを販売しているものとしては、とても複雑な気持ちになるニュースです。
最近の、遮熱ネットなどを利用したり、休憩を入れるなどして、熱中症に十分にご注意ください。
少し前に、遮光、遮熱ネットのことを掲載しましたが、
本日7/2、通販サイトに「日除けネット(遮光・遮熱)」のページを新設しました。
トップページに「ハウスを涼しく」というボタンをつくりました。ここが入口のひとつです。
カテゴリとしては、ビニールやフィルムの場所で、「ビニールPOフィルムインデックス」の一番下にあります。
遮光ネットは、すべてオーダー加工ですので、この商品類に限っては、「見積り依頼メール」を送信していただく形式にしました。ページの下の方にフォームがあります。
いちいち見積もりをしてもらうのも、ちょっと面倒だなあ、と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
「24時間以内見積り返信」ですので、どうか気軽にご利用いただければと思います。
弊社からのお約束事として
★売り込みの余計なメールを送らない。
★セールスの電話をしない。
ということを書いてあります。
こういう電話やメールに、日々うんざりしている、という思いからです。
『これを送信すると、何か電話がかかってきちゃうかな』 というご心配は無用です。
掲載ページです
このほど、通販サイト掲載のビニールの銘柄を、大幅に増やしました。
新規に掲載したものは、「機能性ビニール」として、まとめてあります。
耐久性抜群のもの、ナシジ(梨地)、青色、防塵など、優れた機能を持ったハウス外張り用のビニールです。
まずは、ME-459(エムイー ヨンゴーキュー)。
開発記号がそのまま商品名になったような、いかにも技術の結晶のような名前ですが、そのイメージの通り、すばらしい耐久性を持っています。
近年は、5年耐久のPOフィルムが出てきていますが、ME-459は「ビニール」ですので、POフィルムとは違い、マイカセンなどのハウスバンドで締め付け固定ができます。
ハウスにビニペットがついていなくても耐久性のあるフィルムに変更できるのも魅力です。
汚れにくい(汚れが流れやすい)というのも、張り替えを減らす大事な要素です。
こちらは、ナシジのビニールで、0.1ミリと0.15ミリの2種類を掲載しています。
写真の右半分は、透明「のびざかり」、左部分がナシジです。
「梨地」と漢字で書くと想像がしやすいかもしれません。
すりガラス、くもりガラスのような、半透明のビニールです。
太陽の直進光線を拡散させて、やわらかな日差しに変えます。
花や、果物などでまんべんなく光線を拡散したい場合に適しています。
これは、「ブルー・キリカット」という銘柄です。
青色光線には野菜の生長を促進する働きがあるといわれ、(「青パオパオ」なども同じ考え方の資材ですが)その青色を積極的に透過させるビニールです。
弊社の地元、埼玉県吉川市では、多くの農家さんが使う「多数派」ですが、地域差があります。
ハウス内の昼間の温度をやや低く抑えるともいわれ、作物の「焼け」が少ないという意見もあります。
価格は通常の「のびざかり透明」と同じです。
最後は「クリーンエースだいち」という銘柄です。
0.1ミリ、0.13ミリを掲載します。
ほこりが流れやすく、光線透過率を保つ期間の長い「防塵ビニール」です。
グラフは紫外線カット状況をあらわしたものです。
波長315~400ナノメーターの、UVAといわれる紫外線をかなりカットしますので、この紫外線を必要とするものには利用できません。
ナス、紫色系のブドウ、ブルーベリーなどは、色がぼけてしまいます。
ミツバチや昆虫は、紫外線を感じて動きますので、ミツバチ受粉栽培にも向きません。
その場合は、同じクリーンエースで「ナス・ミツバチ」という種類がありますので、こちらに変更すると問題がありません。
(ME-459も、紫外線カット率 「高」 です)
長くなりましたが、このようなビニールがありますので、用途に応じてお考えください。
左の写真は、新品のビニールをたたんである状態です。
左から、ブルーキリカット/のびざかり(汎用外張り) ナシジも同様/クリーンエースだいち です。
ME-459の色合いは、のびざかりより若干青みがかった色です。
連続ですが、日除けです。
以前は、「遮光は黒いネット」というのが当たり前でしたが、最近のハウス用では、白っぽいものがたくさん出てきています。
写真は、日本ワイドクロス製「らーくらくスーパーホワイト」の製品紹介サイトのものです。
メーカーの製品紹介サイトはこちら
「遮熱ネット」という扱いをしています。
素材の拡大写真です。
<反射率の高いPOフィルム、微小な多数の穴による乱反射、チタンホワイト顔料>
によって、ハウス内を明るく、かつ遮熱して温度を抑える、というねらいの資材です。
フィルム状に平らですので、かさばらずに保管しておくこともやりやすそうです。
ご連絡頂ければ、カット見本をお送りします。
一昨日、黒い日除けネットの写真を載せました。
同じ構造で、白いものもできています。
ビニールハウスにかける、というのがほとんどの用途ですが、ハウス内を明るく、かつ、熱を抑えるという働きです。
写真のものは、遮光率45~50%。
できる日陰は、こんな感じです。
なるべく日除けをして温度を抑えたいが、作物のことも考えなければならない、という遮光率は、野菜の場合はこの辺りのようです。
これからの季節、色々な場面で「日除け」が欲しくなります。
農業用の遮光ネットも、各メーカー毎に同じような商品が出てきていますが、なんといっても定番は、黒い遮光ネットです。
右の写真は、遮光率90~95%の、最も遮光率の高い規格です。
(空を背景にして写したものです。)
こちらは、遮光率55~60%。
かなり違います。
それぞれのネットで、できる日陰は、下のような感じです。
ハウスに被せやすいように、周囲にハトメ穴を付けることもできますし、ビニペットに挟み込んで固定することも可能です。
用途はビニールハウス用だけではありません。
休憩所の日除け、作業場の暑さ対策、家でのちょっとした日除けにも役立ちます。
メールで連絡頂ければ、短い時間で価格を返信します。(といっても、弊社の営業日であれば・・・ですが)
<遮光率><幅〇m×長さ〇m><周囲のハトメ穴 要・不要>をお知らせください。
遮光率の規格は次の通りです。
35~40%
45~50%
55~60%
65~70%
75~80%
85~90%
90~95%
簡単に、ビニールなどのフィルムをパイプに固定する部品 「パッカー」を通販サイトに掲載しました。
よく使われている部品で、特別なものではありませんが、製造メーカー(銘柄)によって使い勝手はだいぶ違います。
写真は「マルフジ」という銘柄ですが、硬すぎず(きつすぎず)、ゆるすぎず、取り外しにも無理のない製品です。
長いこといろいろな銘柄を使ってきましたが、一番使いやすいと判断して現在使用しています。
19、22、25ミリ用をいつでも在庫していますので、1個からご利用ください。
(ハウス部品 換気資材・あると便利な部品 のページです)
さて、上記のページ、パッカーのすぐ下に、同じような形状の「ジュラコンクリップ」という部品があります。下の写真です。
パッカーと同じ用途でも使えますが、こちらは主に、巻上換気のフィルムを巻上用パイプに固定する際に使用します。(下の写真のように)
パッカーに比べ肉厚が薄くできていますので、フィルムを巻き取る際に邪魔になりませんが、金属製の補強などは入っていません。また、パッカーに比べ小さめのサイズです。
このジュラコンクリップ、はめ込むのがなかなか大変で、一度入ってしまうと今度はなかなか外しにくい性質です。
冬場で気温が低いときは、バケツなどにお湯を入れて温め、軟らかくしてから濡れたままはめ込むようなこともあります。
似たような形状の部品ですが、用途に応じてご利用ください。
引戸のビニールを防虫ネットなどに張りかえれば、だいぶ換気ができるだろな・・・
ということは、多くの人が考えると思いますが、寒くなったときにまた張りかえる、ということを思うと、なかなか面倒なものです。
先日、少し前にハウスを建てた方から
「引戸だけ欲しい」
というご連絡をいただきました。
寒冷紗を張って「網戸」にしておき、夏場と冬場で引戸を入れ替える、ということでした。
私にとってこのお話は、実に「コロンブスの卵」のようです。
引戸だけを入れ替えることはとても簡単ですので、ビニール張りのものとネット張りのものがあれば、簡単に交換できます。
もちろん、引戸分の費用はかかってしまいますが、なるべくコストをかけずに手間を省く、という方法ではあります。
思いがけないやり方に感服して、紹介させていただきました。
「防虫ネット」を張ると、(網の糸が細いので)更に換気が良くなると思います。
(写真、ありがとうございました)
5月2日から、下記の通り連休をいただきます。
着色部分が休日です。
この期間は、商品の発送、メールお問い合わせへの返信、電話もすべて、お休みとさせていただきます。
休日期間中のご注文商品の発送、メールへの返信は、6日以降順次とさせていただきます。
本日12時以降ご注文のハウスセット、ビニールなどは、一部規格を除き、5月13日頃以降の発送となります。
何卒ご了承の程お願い申し上げます。
部品の不足、建て方についての緊急お問い合わせなどは、資材に同封の方法でご連絡ください。
(電話は通じませんので、ご注意ください)
〇以上、お休みのお知らせです。
会社も、私も、お休みをいただきます。
緊急の連絡が入らないことを願っていますが、「不足」などの場合は資料同封の方法でお知らせください。
休日期間中でも、できる限りの対処を致します。
3月24日にビニールの銘柄について書きましたが、関連した内容です。
弊社の通販サイトでは、ハウス用ビニールのご注文をとても沢山いただきます。
そこで、特徴あるビニール銘柄を独立させ、さらに新しい銘柄のものも加えて行きたいと考えています。
そのひとつが「ブルーキリカット」(0.1ミリ厚のみ)
ハウスに張ると、全体として薄い空色のようになります。
この色で作物の成長を促進する、というのは「青パオパオ」と同じです。
ハウス内の温度をやや低く抑えることができる、というのもメーカーとしての売りですが、人間の体感としては良くわからない部分もあります。
(メーカーとしてはデータをとっているので、確実だとは思いますが)
水稲育苗時、苗が焼けずにとてもいい、という方も沢山いらっしゃいます。
弊社のある埼玉県吉川市では、ブルーキリカットが多数派です。
★価格は、のびざかり(まっさらな透明)と同じです。
もうひとつ予定しているのは、高耐久の0.15ミリ「ME-459」、というビニールです。
いかにも技術の結晶のような名前のビニールですが、長い間汚れがつきにくく、長持ちのビニールです。
私は、日曜大工でハウスではない場所に利用していましたが、9年も張りっぱなしでいました。
ハウスでは、さすがに9年は無理でしょうが、4~5年張っている例があります。
張り替え頻度を減らしたい、という時に、ダイヤスターなどのPOフィルムは、ビニペットなどのレール資材でフィルムを固定するハウス構造が必要です。
対して、ME-459は、「ビニール」ですので、今までのやり方どおり、マイカセンで締めて固定することができます。
ハウス構造を変えることなく、高耐久のフィルムにすることができる、ということになります。
(紫外線カット率が高いので、注意が必要です)
ビニールは今でもありますが、サイト掲載にはもう少し時間がかかります。
※掲載画像(ハウス画像)は、メーカーであるMKVドリーム㈱の製品紹介サイトのものです。