引戸ハウスの巻上換気ができました。
昨日の続きです。防虫ネットを張った状態です。
0.8ミリ目ですが、写真ではちょっとわかりにくいかもしれません。
サイド(巻上するフィルム)を張って、巻上器をつけたパイプに固定します。
ジュラコンクリップという凹凸の少ないパッカーで、すべてのパイプ間×1個程度固定します。
パイプはつないで長くしますが、つなぎ目は、滑らないように、中ジョイントでつないだ上からビスを打つことをお勧めします。
写真の器具は、「くるっ子」という種類で、ガイドパイプ(器具が回転しないように押さえるパイプ)を必要としないタイプです。
もともとは、高い位置まで巻き上げられるようにするためのものですが、設置が楽なことなどで、よく使います。
巻き上げの部分が風でバタバタしないように、マイカセンで固定したら完成です。
右側の巻き上げは、「カンキット101」
ガイドパイプを立てています。
こちらは回転のギヤ比1対1、つまりハンドルを1枚回せばパイプも1回転です。短いハウスの場合は、巻き上げが早くて楽かもしれません。
こんな感じです。
こちら側は、マイカセンのつけ方も別のやり方にしました。
きまりはないのですが、この方法の方が時間がかかります。
斜めにかけていく場合は、万が一切れた場合に全体が緩んでしまわないように、ところどころに「とめ結び」をしたほうが良いと思います。
いずれの場合も、ビニペットに「マイカ」をはめ込んで、そこにマイカセンを絡めています。
さて、完成したPO張りのハウスは、やはり、なかなかいいです。
天井も鏡のようで、視界も明るくなります。
「巻上セット」として資材を一式にして商品掲載してしまうと、『わかり難いじゃないか!』 ということになるような気もしますので、今の段階ではまだ掲載できませんが、だいたいのやり方はご理解いただけるのではないかと思います。
今回の改造は、すべて、通販サイトに掲載されている部品で作りました。
張替え、新設をお考えの方は参考にしてください。
(今回の改造シリーズは、これで一旦おわりです)