ハウスを建てるときに、一番難しいのは?
昨日、長々と 「建てることはできます」 ということを書きました。
今日は、では、難しいところは何か、という点について書きます。
難しいのは、意外かもしれませんが、「パイプを立てる」 という、はじめの作業かもしれません。
写真は2×3間のハウスで、両側それぞれに13本のパイプを立てます。
このときに、地中に挿すのは40センチですが、これがなかなか入らないことがあります。
地盤が固い、残土でガラが埋まっている、木の根が張っている、などの場合が考えられますが、こういうときは、一度固い鉄棒などで穴をあけたり、脚のパイプを少々叩いたりする必要がでてきます。(脚のパイプは、直接ハンマーで叩くと変形して後の作業に支障が出ますので、あて木をあてるなどしてください)
すべてのパイプをできる限り平らに、写真のような状態にしてしまえば、後の仕事はほとんど必ず進んでいくと思います。
ハウスを建てようかとお考えの方は、地盤の確認をしてみてください。
ちょっとお聞きしたいのですが宜しいでしょうか。
築25年ぐらいのハウスの曲管パイプのビニールとの接点部分が錆びてきています。そこからビニールが1年も持たないず裂けてしまいます。何か良い応急処置みたいなものがありましたらお教え下さい。
投稿: 佐藤 | 2008/09/01 07時51分
佐藤様
これは、なかなかこれといった方法はないように思います。
考えられる方法としては、一番強く当たる場所、肩と天井あたりだと思いますが、その辺に何かを巻く(例えば肥料の空き袋など)くらいではないでしょうか。
この位置以外には、妻面の、ビニールを回しこんでくる辺りに同じような保護をすれば、かなり違うのではないかと思います。
他の場所は、さほど強く当たらないと思いますので、全部が真っ赤にさびている、という状態でなければ効果はあると思います。
なかなか格好の良い対策が思いつきませんが、このようなところでしょうか。
投稿: miyata-b | 2008/09/01 12時07分
早速ご解答感謝申し上げます。
ハウスは海岸から直線で200mもないところに有り、いろんなものがよく錆びます。曲管パイプのビニールと接する部分が7本ぐらい錆びてしまってます。一番良い方法はパイプを交換することなのでしょうね。ビニールを巻くのは良くないのでしょうが肥料袋は農家の方が妻などに利用していますね。早速試してみます。本当に有難うございました。
最近見つけたこのページを全部読みました。分かりやすく役に立っています。まだ暑さが続きますが頑張って下さい。
投稿: 佐藤 | 2008/09/01 18時14分
ビニールを巻くと、同じビニール同士が熱などでくっついてしまうことがあります。もともとべたつきやすい素材ですので。
全ページを読んでいただいた、ということで感激と同時に恐縮しています。
ひとつでもお役に立つ内容があれば、更新の甲斐がありました。
これからもよろしくお願い申し上げます。
投稿: miyata-b | 2008/09/02 08時37分