クロスワンのサイズ選びを工夫して、より使いやすく。
ハウス部品のクロスワンには、写真のようにA側とB側のサイズがあります。
このサイズを、パイプ径の19、22、25などに合わせるわけですが、例えば22ミリと19ミリのパイプを組み合わせるときに、22×19と19×22のどちらを選ぶかで、状況は大きく変わってきます。
左の大きな写真は、22ミリのアーチパイプに19ミリの直管を横に止めているので、22×19のサイズです。
この場合は、写真のようにクサビを縦方向に打ち込むようになります。
(クサビ側がハウスの内部方向です)
ハウスの裾付近は、下の写真のような状態になります。
さて、昨日、青森県から、ハウスを建てている様子をお知らせいただきました。
ハウスの裾部分に注目です。
写真の一部を拡大してしまったので、少しみにくくて恐縮ですが、一番下の直管をとめているのは、19×22 という逆サイズのクロスワンです。
直管はアーチパイプの外側に付くようになり、クサビは横方向に打ち込まれています。
実は、ご連絡を頂いた青森県の方は、昨年ハウスを建てて収穫を終えた後、一度取り壊して、長さを延長した上で再び建てている途中です。
裾位置のクロスワンは、クサビが横に入っていると、解体するときなどは大分作業がしやすくなります。
そのようなことなどをお考えの上、逆サイズの部品をお使いになったのだと思います。
さて、そのハウスですが、骨組みは入り口の引戸部分を残すのみとなったようです。
四隅の水平を出した上で非常に正確に建てられているハウスで、弊社の工事担当も感服の工事です。