ビニールハウスの強風対策
今日9月5日現在、台風が関東地方に近づきつつあります。
ハウスの設置に際しては、強風に対する備えをお勧めします。
ハウス自体が吹き飛ばされる対策として、私たちは「アンカー杭」をお勧めしています。
直管を90センチ程度にカットして、1間(1.8m)に1箇所×両側を目安に打ち込みます。
らせん状のものやそのほかにも定着杭として販売されていますが、施工のし易さ、ハウスとの確実な固定方法など、直管方式の杭は効果的です。
弊社通販サイト、アップグレード品の「アンカー杭」は、19ミリ直管を90センチにカットして、固定用のクロスワン19×19をセットしていますので、カットの手間はありません。
もちろん、ご自身でカットして作っていただいても結構ですので、強風への対策を講じておくとよいと思います。
また、ハウスの揺れやゆがみを押さえるための「スジカイ」も、強風対策として有効です。
長い時間ハウスが大きく揺られると、パイプの根本が緩んで、抜ける原因にもなります。
長いパイプを使う場合は、ハウスの天井近くからスソまで斜めにパイプを入れるのですが、基本セットのパイプの場合は写真のように脚部に固定します。
2×3間程度のハウスの場合は、この4箇所(1セット)で、ハウスの揺れをかなり抑えることができます。