ハウスの換気
暑くなってくると、ビニールハウスは換気方法が気になります。
だいたい次のようなものですが、それぞれにハウスの構造が違ってきます。
まずは、昔からの方法。
天井ビニールをたくしあげるやりかたです。
「パイプハウス基本セット」などがこのタイプです。
次に、突当りの目隠し妻面に換気窓をつける、という手があります。
今、お持ちのハウスにもつけることができますし、ハウスの間口が5.4m程度あれば、出入り口の上にも取り付けが可能だと思います。
さきほどのたくし上げの換気と組み合わせると、より換気効率がアップします。
そして、なんといっても換気効率の良いのが、「巻上換気」です。
当社のサイトでも、巻上の様子を動画で掲載しています。
もちろん、換気窓の組み合わせも可能です。
構造がやや複雑になりますので、価格も上がります。
ただ、仕上がりや機能は、やはりすばらしく、ここで使用しているフィルムは、張りっぱなしで5年という耐久性があります。
換気方法の違いは、ビニールハウス構造の違いにつながります。
予算、腕前、使い方、などなど、よくお考えいただいて、タイプを決めてください。
そして、換気ではありませんが、遮光・遮熱の日除けネットを利用する、というのも猛暑対策のひとつだと思います。