3月24日にビニールの銘柄について書きましたが、関連した内容です。
弊社の通販サイトでは、ハウス用ビニールのご注文をとても沢山いただきます。
そこで、特徴あるビニール銘柄を独立させ、さらに新しい銘柄のものも加えて行きたいと考えています。
そのひとつが「ブルーキリカット」(0.1ミリ厚のみ)
ハウスに張ると、全体として薄い空色のようになります。
この色で作物の成長を促進する、というのは「青パオパオ」と同じです。
ハウス内の温度をやや低く抑えることができる、というのもメーカーとしての売りですが、人間の体感としては良くわからない部分もあります。
(メーカーとしてはデータをとっているので、確実だとは思いますが)
水稲育苗時、苗が焼けずにとてもいい、という方も沢山いらっしゃいます。
弊社のある埼玉県吉川市では、ブルーキリカットが多数派です。
★価格は、のびざかり(まっさらな透明)と同じです。
もうひとつ予定しているのは、高耐久の0.15ミリ「ME-459」、というビニールです。
いかにも技術の結晶のような名前のビニールですが、長い間汚れがつきにくく、長持ちのビニールです。
私は、日曜大工でハウスではない場所に利用していましたが、9年も張りっぱなしでいました。
ハウスでは、さすがに9年は無理でしょうが、4~5年張っている例があります。
張り替え頻度を減らしたい、という時に、ダイヤスターなどのPOフィルムは、ビニペットなどのレール資材でフィルムを固定するハウス構造が必要です。
対して、ME-459は、「ビニール」ですので、今までのやり方どおり、マイカセンで締めて固定することができます。
ハウス構造を変えることなく、高耐久のフィルムにすることができる、ということになります。
(紫外線カット率が高いので、注意が必要です)
ビニールは今でもありますが、サイト掲載にはもう少し時間がかかります。
※掲載画像(ハウス画像)は、メーカーであるMKVドリーム㈱の製品紹介サイトのものです。