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2009年10月の3件の記事

2009/10/31

内張り保温資材の「ハイブレス」

ハウスの内張りには、単純にビニールの二重張りなどの方法がありますが、結露、ボタ落ちの悩みが多く、いろいろな資材が生まれています。

近々、弊社の通販サイトでは、ダイオ化成の「ハイブレス」という資材の掲載を予定しています。

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PVA(ポリビニールアルコール)という安全性の高い樹脂を割くようにして、繊維シート状に加工したもので、吸水、透湿性にすぐれ、保温性もある素材です。


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景色を透かすと、上の写真のような感じで、透光率は約85%、保温性は0.075ミリ厚のビニールに優る、というのがカタログ上の謳い文句です。

この資材は、かつて「ベルキュウスイ」という名前で、とても信頼のあった銘柄です。
製造メーカーの都合で、最近になってダイオ化成株式会社から改めて発売になりました。

乾燥したときに少しごわごわして、縮むのが注意事項です。
(ご希望の方には、カット見本を送ります)

2009/10/17

遮熱遮光POフィルムを張った究極の資材置き場ハウス

宮崎から、「感嘆するほかない」という資材置き場ハウスです。
まず、その開き戸に注目です。

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屏風開きの4枚トビラで、全開します。
その秘密の骨組みが下。パイプ、コーナー金具、チョウバン、ビニペットなどを駆使して仕上げられています。

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「フランス落し」といわれるロック機構も備えた、こだわりの開き戸です。
キャスターも取り付けられていて、スムーズな開閉を助けると同時に、支え部分の負担を軽減しています。

骨組み構造を見たくなると思います。下の写真です。

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気がつくと思いますが、このハウスには「軒」があります。
その部分には、こんなアイデアも。
換気口です。

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とにかく、手作りでここまでやってしまう、という技術には感服するばかりです。

それに、このハウスが、ほぼ当社サイトからの調達部品でてきている、
ということに、いろいろな感動をおぼえています。
単品部品がバラバラとたくさんの注文があり、一体どんなものが仕上がるのかと思っていました。
ご連絡、ありがとうございました。

2009/10/03

「ダイヤスター」でつくった補修テープ

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「あっても良さそうなのに、なかった」というテープができました。
ハウス用のPOフィルム「ダイヤスター」の素材を使った補修用のテープです。

少し穴があいてしまった場所などにテープを貼っておくと、時間の経過とともに、フィルムとテープの痛み具合が違ってくるようなことがよくありました。
互いの素材が違っていたりするので、当然といえば当然なのですが、縮み具合によってはテープが浮いたようになることもありました。

そこで、「ダイヤスターにはダイヤスターを貼ればいいんじゃないの」
ということでできたテープです。

農業用POフィルム全般用で735円。近々サイトに掲載します。
切るのにハサミなどが必要、という少し面倒くさい点は、我慢どころかもしれません。

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