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2009年2月の4件の記事

2009/02/19

引戸ハウスにシートをかけて物置などに

前回、引戸ハウスのビニールに替えて、防虫ネットを張る、ということについて書きました。
同様の方法で、「物置」などのご希望に対応することが可能です。

写真のシートは、農業用POフィルム「スカイコート白白コート5(ファイブ)」という製品です。

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写真は使用例ですのでとても大きな倉庫ですが、このフィルム(0.15ミリ厚)を引戸ハウスに張ることで、小型の物置としてのハウスになります。

防虫ネットのときとまったく同じように、4列のビニペットを入れて、フィルムをスプリングで固定する、という若干の手を加えるだけです。


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最近、トラクターの保管庫や物置用としてこのフィルムを使うことがありますが、光を通さず、遮熱性もある、ということで需要は増えてきています。

POフィルムですので雪が張り付くことも少なく、降雪時にも安心感がありそうです。
ご希望の方には現品のカット見本をお送りしますのでお知らせください。
ハウスの資料ご希望の方には、同封するようにしています。
(写真は同フィルムメーカー「シーアイ化成㈱」のサイト掲載のものです)

2009/02/14

引戸ハウス全体に防虫ネットをかぶせて、ネットハウスに変える。

「全体を防虫ネットで覆ったハウスがほしい」
というご希望があります。

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そのタイプのハウスとして、防虫ネットハウスを用意していますが、このハウスにはトビラがありません。


そこで、引戸ハウスの骨組みに、ビニールではなく防虫ネットをかぶせる、という考え方があります。実際にこの方法を利用された方もいらっしゃいます。
その場合の、なるべくシンプルで、確実な方法を紹介します。

まず、引戸ハウスを建てるときに、肩位置の直管を移動し、ここにニュービニペットを入れます。

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上段黄色線の位置が通常の直管位置ですが、これを水色線の位置に移動します。

そして、黄色線の場所にニュービニペットを入れます。

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引戸ハウスの妻面はニュービニペット仕様ですので、これだけでネットをしっかりと張る仕掛けが出来上がります。


この骨組みに0.8ミリ程度の防虫ネットを、腰巻を固定し、天井をかぶせて固定すると防虫ネットハウスが出来上がります。

引戸部分のアングルはビニペット形状ですので、ネットを被せてスプリングをはめ込めばOKです。(写真はビニールですが)

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さて、費用ですが、

例えば奥行3間(5.4m)として、
ビニールやマイカセン、パッカーが不要となりますので差し引き ▲1万円程度。
ニュービニペット×12本=5,760円
ビニペット外ジョイント×8個=448円
ヒロパイプジョイント22×44個=3,036円
コーナージョイントセット22ミリ×8個=712円
被覆スプリング×12本=1,392円
必要な追加骨組み資材は合計で11,348円です。
防虫ネットは、概算ですが13,000円程度としても、1万円強程度の予算追加で完成します。
鳥や蝶などを防ぐネットのハウスがほしい、という方は、この方法でどうでしょうか。

※天井のネットは、(四角い形のものをカマボコ型のハウスにかけるので)妻面部分は多少しわをたたみながら固定するようになります。
これはビニールの場合も同じです。
※腰巻部分のネットはカット売り掲載していますが、天井は1枚ものに加工します。(一週間程度かかります。)

2009/02/10

新型のハウスは、今こんな状態です。

3.15m間口の新しいハウスですが、今のところは、こんな形です。

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引戸がピッタリおさまって、予定通りです。

早くビニールを張って、説明書も仕上げたいと思っているのですが、あちらこちらの仕事との兼ね合いで、こんな状態です。

2009/02/03

新しいハウスの見本作りをはじめました。

新しいハウス規格の見本をつくっています。

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『間口3.15mのパイプハウス基本セットには引戸が付かないのか』
という声にお応えする規格です。

一般的には、3.6m間口でも引戸のタイプはありません。
更に狭い間口に引戸を備えるタイプですので、とても個性的な規格になりそうです。
奥行1間のセットも用意する予定なのですが、
見本作りがなかなか進みません。

3月には説明書作りも終えて、サイト掲載の予定です。

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